バイエルンは経験豊富なケイン獲得へ 本人は260ゴールに向けてイングランド残留を希望か

トッテナムのケイン photo/Getty Images

タイトルを手にできていないケイン

バイエルン・ミュンヘンがイングランド代表キャプテンで、トッテナムで得点を量産しているハリー・ケインの獲得に動き出した可能性があることを『EuroSport』が報じた。

ケインはトッテナムとの契約が残り12カ月となったことで、契約更新をするか移籍するかの選択を迫られている状況だ。

トッテナムはアントニオ・コンテ元監督が解任されたことで、現状監督不在のまま残りのシーズンを過ごすことになっている。同メディアによれば、ケインにクラブに残ってもらうためには、トッテナムの会長ダニエル・レヴィが来季からの監督の選択を間違ってはならないとのこと。しかし、本人はトッテナムに残ることには消極的であるため、クラブはケインが離れることになるのならば、イングランド国内での移籍を望んでいないという。

バイエルンはそのような状況のケインがトッテナムとの契約残り12カ月ということもあり、ロベルト・レヴァンドフスキがいなくなったチームの新しいストライカーとして、若い選手ではなくケインの獲得を目指しているという。

バイエルンにはレヴァンドフスキがバルセロナに移籍したことで、CFで得点を量産できるような選手がいない。その位置に若手の選手を獲得することをファンは望むだろうが、確実な道を選ぶのならば、ケインが適していると判断しているのではないかと言われている。

しかしケインはプレミアリーグでのアラン・シアラーが記録した260ゴールを目指しており、206ゴールまで自身の記録を伸ばしている最中だ。それを一つの理由とし、ケインはイングランドに留まることを望んでいるという。

ケインはトッテナムで2016年のプレミアリーグで2位、2019年のCLでも準優勝、2度のリーグカップ準優勝と、タイトルを掴めていない状況だ。それに比べてバイエルンは国内リーグで優位性を享受していることから、ケイン個人成績のリストを増やすにはバイエルンは魅力的な移籍先ではないかという。

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