トッテナムで“47分間”しか出番がない…… 今冬やってきたオランダのアタッカーにチャンスはこないのか

今冬トッテナムに加入したダンジュマ photo/Getty Images

トッテナムの前線を刺激する存在になると思われた

アントニオ・コンテの下でなかなか結果が出なかったトッテナム。誤算の1つは、昨季プレミアリーグで23ゴールを奪って得点王を獲得した韓国代表FWソン・フンミンの失速だ。

今季は開幕からソン・フンミンの調子が上がらず、これはコンテにとっても計算外だっただろう。

そこで今冬にトッテナムは前線補強へ動くことになり、ビジャレアルからFWアルノー・ダンジュマをレンタルで獲得している。
ところが、ダンジュマにまったく出番が回ってこない。1月のFA杯4回戦・プレストン戦では移籍後初ゴールを記録しているが、目立った活躍はこれだけだ。ここまでトッテナムでのプレイタイムは僅か47分に留まる。

トッテナムの前線にはハリー・ケインを軸にリシャルリソン、ソン・フンミン、デヤン・クルゼフスキ、さらに最近はルーカス・モウラも途中出場からチャンスを得ている。

ライバルは多いが、ダンジュマも昨季ビジャレアルでリーグ戦10ゴール、チャンピオンズリーグで6ゴールを奪うなど結果を出している。もう少しチャンスが与えられても良いだろう。

トッテナムは指揮官コンテを解任しており、今後のことは読みづらい。ダンジュマのプレイタイムが増えるかも分からないが、本人としてはアピールする時間が欲しいところだろう。

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