中村俊輔ともプレイした英雄に未来を託す 18位低迷のエスパニョールは1部残留を勝ち取れるか

現役時代には中村俊輔ともプレイしたルイス・ガルシア(右)photo/Getty Images

現役時代にはタイトルをもたらした

エスパニョールは3日、ディエゴ・マルティネス監督の解任とともに、新指揮官としてルイス・ガルシア氏を招聘したことを発表した。なお、ルイス・ガルシア氏との契約は2024年6月30日までとなっている。

エスパニョールは昨夏、かつてオサスナやグラナダを率いたディエゴ・マルティネス氏が指揮官に就任。グラナダ時代にチームをヨーロッパリーグ出場へ導いた指揮官のもとで飛躍を目指したが、今季前半戦は勝ちきれない試合も多く、苦しいシーズンを送る。そして、2023年に入り、復調の兆しを見せる場面もあったが、ここにきて4連敗を喫したことで、指揮官の解任に踏み切った。

後任を任されたのはクラブの英雄でもある現在42歳のルイス・ガルシア氏だ。現役時代にはエスパニョールで6年間にわたってプレイし、公式戦262試合に出場。60ゴールを記録しており、2005-06シーズンにはラウール・タムードとのコンビでチームをコパ・デル・レイ優勝へ導いた。そして、翌2006-07シーズンにはUEFAカップ(現・UEFAヨーロッパリーグ)で準優勝も成し遂げている。また、2009-10シーズンには元日本代表MF中村俊輔ともプレイした。
引退後は指導者への道へ進み、今季はスペイン5部のRSCインエルナシオナルを率いていたルイス・ガルシア氏だが、古巣の窮地に立ち上がった。今季のリーガ・エスパニョーラは残すところ11試合となったが、エスパニョールは降格圏内の18位に低迷している。はたして、ルイス・ガルシア氏はチームを1部残留へ導けるか。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ