首位攻防戦となる今節
前節ブンデスリーガ第26節でケルンに6-1と圧勝したドルトムント。敗れたバイエルンを抜いてリーグ首位に躍り出た。そんな2クラブが今節に直接対決を行う。ドルトムントのエムレ・チャンは天王山での勝利を信じている。
独『Kicker』でのインタビューに応じたチャンは、バイエルン戦に向けて「困難だけど、自分たちのことを信じている」とコメント。勝利すれば、勝点差を4へと広げることができる一戦で、自信をのぞかせた。
ドイツ代表に復帰したことで、より自信が付いたともいえるかもしれない。2-3と敗れたベルギー戦では2点ビハインドの32分に途中出場し、前半終了間際にPKを獲得。試合後には同紙にてハンジ・フリック監督から「エムレはこの試合で必要とされたアグレッシブなリーダーとしてプレイしていたよ」と称された。
さらにドルトムントが勝利を手にしたい理由は首位キープだけではない。ドルトムントが最後にリーグ戦でアウェイのバイエルン戦を勝利したのは、2013-14まで遡る。9シーズンもの間、チームはバイエルンの本拠地で勝利することができず、リーグ優勝からも遠ざかっていた。この未勝利の記録に終止符を打ち、リーグ制覇へ弾みをつけたい。