まだ16歳のストライカーに厳しすぎる? “12戦連続ノーゴール”で騒がれる大器

パルメイラスでプレイするエンドリック photo/Getty Images

ブラジルの新たな真珠に大きすぎる期待

弱冠16歳の若者がここまで騒がれるのも珍しいが、現在ブラジルで大注目を集めているのがパルメイラスFWエンドリックだ。

16歳ながら、エンドリックの名前は有名だ。すでにレアル・マドリードとの契約にサインしており、2024年夏よりレアルに合流する予定となっている。ヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ・ゴエスらと同じブラジルの若き宝石で、先輩2人に続くことが期待されている逸材だ。

それまでは所属する国内のパルメイラスでプレイを続けることになるのだが、エンドリックはすでにチームの主力として戦っている。今年に入ってからもカンピオナート・パウリスタ、スーペルコパ・ド・ブラジルにて12試合に出場しており、そのほとんどが先発出場だ。
ただ、この12試合では0ゴール1アシストと数字が伸びてこない。これにスペイン『Tribuna』も注目しており、「2023年に入ってから12試合続けて無得点の心配事」とエンドリックの現状を不安視しているのだ。

確かに無得点が続いているのはFWの選手にとって嬉しくない事実だが、エンドリックはまだ16歳だ。名門パルメイラスで先発できているだけでも凄いことで、このような形で注目を集めることに驚かされる。

SNS上ではフォローする意見も多い。

「彼は低い位置へ下がってボールを受けてもいる。ストライカーでもあり、偽9番の役割もこなせる」

「彼は少し不運だっただけで、相手のGKが驚異的なことをしていることが多い」

「コリンチャンス戦ではエンドリックが最高のアタッカーだったし、ワイドに流れて相手のサイドバックを苦しめていた」

「得点こそないが、これまで出場した試合のほとんどでスプリントやドリブルを見せて相手の守備を崩している。試合には積極的に参加しているよ」

16歳の選手に対して要求が大きすぎるようにも思えるが、果たしてエンドリックはパルメイラスでどのような数字を残してレアルへとやってくるのか。早くも期待は膨れ上がっている。

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