“現イタリア最高のアタッカー”候補? 6年前に堂安らとU-20で輝いた逸材への注目

ボローニャで奮闘するオルソリーニ photo/Getty Images

ボローニャではかなり安定したシーズンを続けてきた

イタリア代表復活へのキーマンは誰となるのか。2023年に入ってから快調なスタートを切ったのは、ボローニャでプレイする26歳のFWリッカルド・オルソリーニである。

ボローニャは2月26日のインテル戦にも1-0で勝利しているが、決勝ゴールを奪ったのがオルソリーニだ。今季の序盤はスロースタートだったが、年明けからは5ゴール2アシストと一気にペースアップ。リーグ戦得点数は7ゴールまで上がってきた。

オルソリーニといえば、堂安律や冨安健洋らも出場した2017年のU-20ワールドカップにて活躍した選手で、イタリア代表のキーマンとして大会で5ゴールを記録。チームの3位入りに貢献しており、当時の活躍を記憶している人も多いだろう。
その後はユヴェントスに移籍したが、そこでは残念ながら活躍できなかった。A代表での出場数も2試合に留まっており、U-20ワールドカップでの活躍ぶりから考えるとステップアップが思うように進まなかった印象もある。

それでもボローニャでは2018‐19シーズンにリーグ戦8ゴール、2019‐20シーズンも8ゴール、2020-21シーズンは7ゴール、2021‐22シーズンは6ゴール、そして今季は7ゴールと、二桁に届かないながらも毎シーズン安定している。

『EuroSport』は2023年に入ってから最も優れているイタリア人アタッカーと評価しており、A代表でテストする機会を増やしてもいいのではないか。今季はボローニャでリーグ戦二桁得点を目指してほしいところで、26歳を迎えたオルソリーニにとって飛躍の2023年となるのか注目したい。

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