5日、ラ・リーガ第20節でバルセロナはホームにセビージャを迎えた。バルセロナは5バックのセビージャに対し、前半からボールを支配するも苦戦を強いられ、スコアレスドローで前半を折り返した。
後半も圧倒的なボール支配を続けたバルセロナは、58分にボックス内でケシエの浮き玉のパスにジョルディ・アルバが反応し得点。ついにバルセロナがセビージャの牙城を崩しことに成功した。さらに70分、ハフィーニャが右サイドからグラウンダーのパス。待ち構えていたガビが押し込み、追加点を決めた。そして79分には、ジョルディ・アルバの折り返しをハフィーニャが決め、そのまま試合は終了。バルセロナが3-0で勝利した。
これでバルセロナはリーグ戦5連勝を達成し、宿敵レアル・マドリードとの勝ち点を8ポイント差にし、首位を快走する形となった。
そんなバルセロナのシャビ・エルナンデス監督がセビージャ戦を振り返りコメントした。西メディア『MARCA』が報じた。
「私たちは素晴らしい試合をした。選手の働きは計り知れない。セビージャの低いブロックに対して、たくさんのものを生み出し勝利した。これでマドリードとの勝ち点は8ポイント差。まだまだ先は長いが、素晴らしい1日だった」と語った。
さらにシャビ監督はレアル・マドリードについて「今のチャンピオンはマドリードで、彼らは最後まで戦ってくるだろう。油断はできないし、マドリードが死んだとみなすわけにはいかない。私は選手として、彼らに逆転された経験がある。監督として、それは絶対に起こしたくないと思っている。まだ2月だし、時間は残されているからね」と、リーグ制覇に向けて油断はできないと続けて語った。
バルセロナはこのまま宿敵レアルを振り切り、リーグ優勝を成し遂げることができるのか。18-19シーズン以来のラ・リーガ制覇へ、シャビ監督の手腕に期待が高まる。