カバーニ、イグアイン、メルテンス、そしてオシムヘン ナポリが当て続けてきたストライカー補強が頂点への道開く

ナポリで勢い止まらないオシムヘン photo/Getty Images

継続してきたストライカー補強のヒット

ナポリのスクデットが見えてきた。今節も格下のスペツィアに3-0と完勝を収めており、2位インテルとは13ポイントもの差がついている。これをひっくり返すのは至難の業だろう。

好調ナポリを引っ張るのは、スペツィア戦でも2ゴールを決めたナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘン、1ゴールを挙げたクヴィチャ・クワラツヘリアの2人だ。

クワラツヘリアの才能を見抜いて引き抜いたのも見事だが、伊『Calciomercato』がそれ以上に絶賛したのが『センターフォワードのバトンタッチ』だ。今のオシムヘンに始まったことではなく、近年のナポリはストライカー補強を次々と当ててきたのだ。
2010年から振り返れば、パレルモから獲得したウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニだ。これが大ヒットとなり、カバーニは世界を代表するストライカーの1人となった。

そのカバーニが去った2013-14シーズンからは、元アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインだ。イグアインの場合はレアル・マドリード時代より有名なワールドクラスFWだったが、ナポリは逃さなかった。イグアインは2015-16シーズンにリーグ戦で36ゴールを記録するなど、クラブ史に残るセンターフォワードとなった。

それに続いたのは元ベルギー代表FWドリース・メルテンスだ。こちらは少々予想外だったが、当時の指揮官マウリツィオ・サッリの下で覚醒。純粋なストライカーと呼べるタイプではなかったが、2016-17シーズンにリーグ戦28ゴールを記録する大活躍ぶりだった。

2018-19シーズンにはポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクが台頭。過去の3人に比べると数字は落ちるが、それでも2シーズン続けて二桁得点を記録するなど最前線で懸命にファイトした。

そしてオシムヘンだ。ここまでのブレイクは予想外だったかもしれないが、今や世界のビッグクラブが目をつける選手へと成長した。そう遠くないうちに引き抜かれるかもしれないが、その際は1億ユーロ近い移籍金が動くだろう。

ナポリは2010-11シーズンより常に上位へ食い込んでおり、7位に終わった2019-20シーズンを除けば常に5位以内をキープしてきた。なかなかスクデットは手にできなかったが、ここ13年近くは常に偉大なストライカーを擁して優勝のチャンスをうかがい続けてきたのだ。その継続してきた努力が今季花開こうとしている。

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