プレミアで本来の実力を発揮し始めた守護神 ケガ人続出のチェルシーに差す光明はケパ

ケパのさらなる活躍に期待だ photo/Getty Images

正GKとして存在感を発揮

今季はここまで苦しいシーズンを戦っているチェルシー。積極補強を繰り返すものの、度重なる離脱者が結果を残せていない要因の一つとして挙げられるだろう。

そんな中で離脱者増によってチャンスを得て、チームで存在感を発揮している男がケパ・アリサバラガである。エドゥアール・メンディが長期離脱によってチェルシーを離れている中で、高いパフォーマンスを発揮してゴールマウスを守っているのだ。

スペインでプレイを続け2018-19シーズンにチェルシーへ加入したケパ。初年度にUEFAヨーロッパリーグ優勝に貢献したものの、翌年に調子を落とし、20-21シーズンからは新加入のメンディに正GKの座を奪われていた。
しかしメンディのケガや指揮官が交代したタイミングもあり、定位置を確保。公式戦6試合連続で先発し、その間の失点数はわずかに「2」と輝きを放つ。プレミアリーグ第22節のフラム戦でもスコアレスドローに終わったが、今試合でも4度の高dセーブを見せ、チームのピンチを防ぐ活躍で勝点をもたらした。今季は苦しむチェルシーだが、ケパの復活がチームに大きな光をもたらすかもしれない。そしてケパ自身にとってもキャリアの好転となるシーズンになるだろう。

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