アウェイ・トッテナム戦を苦手としているシティ
首位アーセナル、2位マンチェスター・シティが共に黒星を喫したプレミアリーグ第22節。先にアーセナルの敗戦を知っていたシティとしては、逆転優勝に向けて彼らとの勝ち点差を縮める大きなチャンスだったが、最後までトッテナムからゴールを奪うことができなかった。ジョゼップ・グアルディオラ監督は今のシティがリーグ優勝に目を向けられる状態ではないと考えているようだ。
ショーン・ダイチ新監督率いるエヴァートンに1-0で敗れ、リーグ戦2敗目を喫した今節のアーセナル。消化試合数が1試合多いとは言え、シティからすればアーセナルとの勝ち点差を2に縮められる可能性もあった今回のトッテナム戦だが、FWハリー・ケインの一発に泣き、こちらも1-0での敗戦を喫している。
英『Daily Mail』によると、グアルディオラ監督はこのトッテナム戦の敗北によってタイトル争いに挑むチャンスを逃したかどうかを試合後に問われており、次の試合に集中するのみだという旨のコメントを残している。
「もちろんそうだ。アーセナルはこれまで本当に少しの勝ち点しか取りこぼしていないからね」
「我々はチャンピオンについて考える立場にない。次のアストン・ヴィラ戦について考えるのみだ。しっかりと準備して、可能な限り自分たちのサッカーをするつもりだ」
今回のトッテナム戦のシティは終始試合を支配しながらも、なかなか決定的な場面を作れないという嫌な流れが続いた。アストン・ヴィラ戦の後は中2日でアーセナル戦が控えているだけに、チーム全体でチャンスの作り方を一度見直したいところ。ヴィラ戦でその修正と勝ち点3の獲得を両立することができるか。