「マドリーでもう一度クボに会いたいか」  ソシエダで真の姿を見せる久保建英の評価は上がり続けている

ソシエダの主力としてプレイできている久保 photo/Getty Images

レアルのサポーターは若き日本のスターをどう見ているのか

レアル・マドリードは今の日本代表MF久保建英をどう見ているのだろうか。

マジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェと過去のレンタル先では思うような結果を残せないところがあったが、今季より移籍したレアル・ソシエダでは定位置を確保。リーグで3位につけるチームに欠かせない存在となっている。

イマノル・アルグアシル率いる今のソシエダのスタイルに合っており、世界の久保に対する視線が変わりつつあるのは間違いない。
先週にはスペイン国王杯でバルセロナ、国内リーグでレアル・マドリードと立て続けにリーガ2強と対戦したが、久保は両ゲームとも先発。チームの主力になっているのがよく分かる起用法だ。

スペイン『as』は「マドリードでもう一度クボに会いたいか」とレアル・マドリードのサポーターに問いかけており、今なら久保がレアル・マドリードの戦力になれるのかと気にかけている。

さすがに先発ポジション確保は難しいかもしれないが、前線のオプションとしては面白いだろう。SNS上では「アセンシオ以上に貢献できる」、「もちろん。彼は良い選手だ」といった好意的な意見から、「いったいどこで起用するのか」と冷静なコメントもある。

同じレフティーとしてマルコ・アセンシオとの比較は興味深いところで、久保も右サイドからトップ下、最前線と幅広い役割をこなせる。アセンシオとの契約が今季限りになっていることを考えると、久保が欲しいと感じるサポーターもいるだろう。

こうした議論が浮上してくるところまで久保の評価が高まっているのは確かで、レアル・マドリードでなくとも5大リーグのビッグクラブへとステップアップできる日がくるかもしれない。

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