今冬に中盤補強を狙っていたアーセナルは、ブライトンで躍動するMFモイセス・カイセドをメインターゲットとしていた。年齢的にも21歳と若いカイセドは魅力がある。
しかし、カイセド獲得は実現せず。代わりにアーセナルはチェルシーから経験豊富なMFジョルジーニョを獲得することになった。
カイセドとジョルジーニョではタイプがまるで異なるが、果たしてジョルジーニョはアーセナルにフィットするだろうか。英『sky Sport』によると、元リヴァプールDFジェイミー・キャラガー氏もその部分を気にかけている。
「アーセナルはカイセドを求めていたが、それが難しくなったことからジョルジーニョを獲得したのではないか。理解はできるが、ファンからはジョルジーニョがアーセナルのスタイルに合わない選手との意見も聞いた。今のチームはとてもスピーディーでエネルギッシュだが、ジョルジーニョはそれとは真逆の選手だと。ただ、シーズンの後半戦で冷静にならないといけない場面がくる。タイトル争いへのプレッシャーもあるだろう。そうした場面で、チームをスローダウンさせる際にジョルジーニョは良い補強となるかもしれない。彼はCLも獲っているトッププレイヤーで、それに疑いはない。異なるスタイルのプレイヤーではあるけどね」
チェルシーでの経験から、プレミアリーグでのプレイに問題はない。テクニック、ゲームビジョンなど、後方からゲームを作る動きは一級品だ。あとは指揮官ミケル・アルテタの活かし方次第ではあるが、この補強が優勝へのラストスパートに繋がるのか。