トッテナムはビジャレアルからアルノー・ダンジュマを期限付きで獲得したことを発表した。昨季ラ・リーガで二桁ゴールを決めたアタッカーは、久しぶりのプレミアリーグでどのような結果を残すのだろうか。
トッテナムとのレンタル期間は今季終了までとなっており、ビジャレアルの発表によればシーズン終了後には買取オプションが付いている模様だ。トッテナムとしてもレギュラーとして活躍することで、来季の戦力としても考えていることだろう。
また英各紙ではエヴァートンへの移籍が近づいていたと報じられており、その後トッテナムがオファーをして勝ち取った形となっている。レアンドロ・トロサールはアーセナルへ移籍するなど、うまくアタッカーを補強出来ていなかったトッテナムにとっては大きな移籍となるはずだ。
ダンジュマはオランダやベルギーを経て2019-20シーズンにボーンマスへ移籍。プレミアリーグでは14試合無得点に終わり、チームは2部へ降格してしまう。しかしチャンピオンシップで35試合17ゴールを決める活躍を見せると、翌年からはビジャレアルへ加入し、UEFAチャンピオンズリーグで11試合6ゴールとベスト4進出に貢献した。
サイドや最前線で攻撃のリズムをつくるダンジュマ。フィジカルの強さとドリブルでの推進力があるアタッカーはプレミアリーグで結果を残せるか。