“代役”ウインガーの評価が急上昇! バルサ元会長が賞賛「ニコ・ウィリアムズより優れている」

バルセロナでプレイするラッシュフォード Photo/Getty Images

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獲得は幸運だった?

バルセロナの元会長ジョアン・ガスパール氏が、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードに対する高評価を口にした。『Dario Sport』によれば、同氏は「ラッシュフォードの方がニコ・ウィリアムズよりも優れている」と断言し、バルセロナがアスレティック・ビルバオからの補強に失敗したことを「幸運だった」とまで述べている。

ラッシュフォードは今夏、マンチェスター・ユナイテッドからの期限付き移籍でバルセロナに加入。クラブには買い取りオプションが付帯しており、シーズン終了後に2600万ポンドで完全移籍する可能性もある。ウィリアムズは当初バルセロナと移籍交渉を行っていたが、ラ・リーガへの即時登録の保証が得られなかったことから交渉は決裂。最終的にビルバオと10年契約を結び、契約解除金は8600万ポンドへと引き上げられた。

これに対してガスパール氏は「ウィリアムズは我々を利用したが“良い意味で”だ。彼は良い契約を手に入れた。だが、私にとってはラッシュフォードの方が上の選手。兄(イニャキ・ウィリアムズ)が何を言おうと気にしない」と主張。さらに「私はアンドニ・スビサレッタを含め多くのアスレティックの選手を獲得してきた。彼らの会長とは今でも良好な関係にある」とも語っている。
ラッシュフォード本人もアジアツアーでの充実ぶりを明かしており「プレシーズンは順調だった。チームに溶け込めているし、コーチにも慣れてきた。クオリティもインテンシティも高く、シーズンを通してこの状態を維持する必要がある」とコメント。チャンピオンズリーグ制覇を目指す意欲を見せた。

現地報道によれば、バルセロナは財政問題により新戦力のラ・リーガ登録が遅れているが、現会長ジョアン・ラポルタは「2025-26シーズンに向けて、登録には自信がある」としており、ラッシュフォードの活躍が期待されている。

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