ファーガソンからのオファーは「最高の賛辞」だったが…… モイーズがユナイテッド監督就任を後悔

マンUを率いたモイーズ監督 photo/Getty Images

ファーガソン退任後は低迷しているマンU

現在はウェストハム・ユナイテッドの指揮官を務めているものの、過去にはマンチェスター・ユナイテッドを率いていた時期もあったデイビッド・モイーズ監督。その際はレジェンド指揮官アレックス・ファーガソン氏の後を継ぐという難題を課されたわけだが、彼はあれからもうすぐ10年が経とうかというこのタイミングで当時の心境を明かしている。

エヴァートンで長期政権を築いた後、2013年夏にマンU指揮官に就任したモイーズ監督。しかし、彼が率いるマンUはシーズンを通して低調に終わり、獲得したタイトルは一発勝負のFAコミュニティ・シールドのみ。それどころか、1994-95シーズンから続いていたチャンピオンズリーグ出場記録も途絶えさせてしまい、モイーズ監督はシーズン終了を待たずして指揮官の座から退くことになった。

英『Daily Mail』によれば、ポッドキャストの番組に出演したモイーズ監督は、ファーガソン氏からマンU指揮官の座を託された際の裏話を披露したようで、安易に引き受けて後悔したことも窺わせている。
「サー・アレックスの家に車で出かけたんだ…… そして彼は『私は引退するから、君がマンチェスター・ユナイテッドの次の監督だ』と言った。面談もなければ、何かを伝えられたわけでもない。『やりたいか?』とすら聞かれなかった」

「私はなんとなく『ああ、OKです』と言った。断れるとは思わなかったし、断れる立場にもないと思った。もう引き返すつもりはなかった。それくらいシンプルなことだった」

「今振り返ってみると、おそらく、いや、間違いなく史上最高の監督からそのようなオファーをもらえたことは最高の賛辞だった。でももっと詳しく、深く検討していれば(考え直していたかもしれない)。私は監督として成功することに必死だったんだ」

「うまくやれなかったし、家族のことを考えると少し情けなくなった。個人的にはみんなをがっかりさせてしまったような気がする」

実際、マンUを低迷させたことで自らの評判を大きく落としてしまったモイーズ監督。それでも昨季はウェストハムをヨーロッパリーグベスト4に導くなどポジティブな結果も残している。残念ながら、今季のウェストハムは降格圏の18位に沈むなど苦しんでいるが、酸いも甘いも知るモイーズ監督の手腕でここから立て直していくことができるか。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.295 なでしこ、飛翔せよ!

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ