ニューカッスルでは4か月で“出場ゼロ”…… リヴァプール離れてから移籍続きなGKのキャリアはどうなる

ニューカッスルの短期契約が終了したカリウス photo/Getty Images

再び守護神として活躍するときはくるか

2017-18シーズンよりキャリアが大きく動いたドイツ人GKの今後はどうなるのだろうか。

2017-18シーズンのチャンピオンズリーグ決勝レアル・マドリード戦にて、少々厳しい形で注目を集めることになったのがGKロリス・カリウスだ。

当時リヴァプールのゴールを守っていたカリウスは、レアル戦で2つのミスがあったと評価されてしまった。1つは味方へ出そうとしたボールをFWカリム・ベンゼマに引っ掛けられてしまい、これが先制点に。2つ目はガレス・ベイルのミドルシュートを弾き出すことができず、当時はこのプレイも疑問視された。ベイルのシュートは強烈ではあったが、この試合よりカリウスの評価がマイナスになり始めたのは間違いない。
その後はリヴァプールにブラジル代表GKアリソン・ベッカーが加入したこともあり、カリウスは2018-19シーズンより2年間トルコのベシクタシュにレンタル移籍することに。2020-21シーズンはドイツのウニオン・ベルリンにレンタル移籍したものの、こちらはリーグ戦4試合の出場だけで終わってしまった。

昨夏にはリヴァプールを退団してフリーになっていたのだが、昨年9月にニューカッスルと短期契約。プレミアリーグへ復帰することになった。

ところがニューカッスルには昨夏に加入したニック・ポープが守護神として構えており、32歳とベテランのカール・ダーロウもいる。カリウスにはまったく出番が回ってこないまま4か月が過ぎ、今年1月で契約満了のためニューカッスルを離れることになる。

まだ29歳とトップレベルで戦える年齢だが、果たしてカリウスのキャリアはどうなっていくのか。2018年以降は移籍を繰り返す日々となっている。

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