湘南で武者修行を終えた日本代表GKが帰還 ガンバ大阪へ復帰した谷晃生を待つ大きな壁

湘南の正守護神として成長 photo/Getty Images

正守護神の座を奪えるか

ガンバ大阪は湘南ベルマーレへ期限付き移籍していたGK谷晃生を復帰させることを発表している。昨季は日本を背負ってゴールマウスを守った男が来季は、生まれ育ったクラブの正守護神になれるだろうか。

谷はガンバ大阪のアカデミーで育ち、2018年にトップチームへ昇格。しばらくはJ3のガンバ大阪U-23でプレイしていた谷だが、2020年に湘南へ期限付き移籍を果たした。第6節の鹿島アントラーズ戦で初出場すると、好セーブを連発して勝利に貢献する。

するとその後は湘南の正守護神としてチームに大きく貢献。2021年もリーグ戦34試合に出場して主力の座を掴むと、今季も31試合に出場して湘南のJ1残留に貢献している。さらに谷の活躍は国内にとどまらず、昨夏行われた東京オリンピックのU-24日本代表メンバーに招集され、大迫敬介とのポジション争いに勝利して正GKとして活躍。今季はE-1選手権でA代表でもプレイしている。
多くの経験を経て谷は一段と大きくなった。G大阪へ復帰して一番の壁となるのが、東口順昭の存在だろう。日本代表経験もあり、今季も好セーブを連発してチームを残留に導いたチームの大黒柱を越えて、G大阪のゴールを守ることができるか。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.291 究極・三つ巴戦線

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ