クロアチア代表DF獲得となればCBは合計で6人 余剰戦力として放出されるのはアケ、ラポルト?

マンチェスター・シティ行きが噂されているヨシュコ・グバルディオル photo/Getty images

守備陣に投資するシティ

プレミアリーグではアーセナルに次ぐ2位で前半戦を終えたマンチェスター・シティ。安定感の低下は気になるが、それでも上位でFIFAワールドカップ・カタール大会を迎えた。

そんなシティは今後の補強に向けて動いているようで、そのターゲットはライプツィヒのヨシュコ・グバルディオルだと英『Sky Sports』が報じている。

同メディアによるとすでにシティはオファーを提示しており、1回目のチャレンジではライプツィヒを納得させることはできなかった模様。2回目のオファーは1億1000万ポンド(日本円にして約183億円)の移籍金を用意しているといわれている。非常に高額な補強であり、シティの本気度の高さがうかがえる。

グバルディオルはセンターバック、左サイドバック、3バックの左を務められるユーティリティ性を持っており、シティではどのポジションを任されるのか。

現状のスカッドではSBが不足しており、グバルディオルはまず左SBで起用されると予想できる。その後は徐々に起用ポジションが増えることになるだろう。

もしジョゼップ・グアルディオラ監督が最初からCBとして起用するなら、すでに5人いるシティのCB陣はどうなるのか。ルベン・ディアス、ジョン・ストーンズ、マヌエル・アカンジ、ネイサン・アケ、アイメリック・ラポルトのことであり、すでに渋滞気味だ。

放出候補となるのはアケ、もしくはラポルトとなるだろう。

まず一つはグバルディオルと役割が被っている点だ。本職はCBで左SBでも起用される可能性がある。

次に両者共に以前から放出の噂がある。アケは今夏チェルシー行きを望んでいた過去があり、ラポルトにはバルセロナが関心を寄せている時期もあった。

パフォーマンスやチーム内での序列を考えればラポルトの放出が濃厚になる。左SBとしては守備で計算できるアケがおり、アカンジの加入でディアスを左CBとして起用できるのも大きい。

グバルディオル獲得なればCBが6人となるシティ。いくら過密日程だからといっても多すぎる人数であり、グバルディオル獲得前、もしくは獲得後に誰かがチームを離れる可能性は高い。

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