守備陣整備したニューカッスルが次にテコ入れするのは前線 今季ブンデス10ゴールボルシアMGのエース獲りへ

ブンデスリーガで得点を量産するマルクス・テュラム photo/Getty images

移籍市場でも厄介な存在となりそうだ

現在行われているワールドカップ・カタール大会が終われば、1月には冬の移籍市場が開くことになる。今季評価を高めた選手、W杯で注目された選手が中心に動くことになるだろう。

クラブとして注目されているのはニューカッスルだ。買収後、昨季の冬の移籍市場から積極的に動いており、今夏もニック・ポープをはじめとする実力者を獲得した。

昨季の冬、今夏の移籍市場でニューカッスルの最終ラインが整備された。今ピッチに立っているのは新顔ばかりであり、今季プレミアでは最少失点数を誇っている。
次にニューカッスルが獲得するのは強力なアタッカーであり、英『90min』によると、ボルシアMGのFWマルクス・テュラムがターゲットになっているという。

フランスのソショーでプロとなり、ギャンガンを経由してドイツにやってきたテュラム。チームでは中心選手であり、今季は15試合で10ゴール3アシストと躍動している。ブンデスリーガでは得点ランキング3位に入っており、今が旬の選手だ。フランス代表に選ばれており、ワールドカップ・カタール大会に出場する。

そんなテュラムはボルシアMGとの契約が今季限りで切れることになる。来夏にはフリーとなり、ボルシアMGが移籍金を求めるなら今冬が最後となる。そのためニューカッスルは夏の争奪戦を避けるため1月での獲得を目指しているようだ。

ボルシアMGではセンターフォワードで起用されており、ストライカーとしてチームに貢献する。192cmと恵まれた体格を持っており、今季得点力はさらに開花している。少し雑な部分もあるが、イングランドでも活躍が期待できるFWだ。

ニューカッスルは夏にアレクサンデル・イサクを獲得したが、ここまで3試合にしか出場できていない。代表での負傷が原因であり、現在も復帰できておらず、テュラムが新たなエースとなるか。

積極的な補強が続くニューカッスル。的確な補強が多く、続報に注目したい。

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