好調B・ディアスのローン期間は今季まで ミランへの完全移籍は実現するのか

モンツァ戦では2ゴールの活躍を見せた photo/Getty Images

最近は良いパフォーンスを見せているB・ディアス 

現在レアル・マドリードからミランへローン移籍中のMFブラヒム・ディアス。ローン期間は今季いっぱいとなっているが、ミランは彼を完全移籍で獲得するのか。
 
2020-21シーズンからミランでプレイしているB・ディアス。当初は1年のみのローン移籍だったが、2021年夏に2年間の再レンタルが決まり、現在サン・シーロでの3シーズン目を迎えている。
 
今季はトップ下を主戦場とするFWチャールズ・デ・ケテラエルが加入したこともあり、B・ディアスの影はやや薄くなっていたが、デ・ケテラエルが負傷離脱した今月は先発出場の機会が増加。ユヴェントス戦の大一番ではハーフライン付近から独力でフィニッシュまで持ち込んだスーパーゴールを決めており、23日のモンツァ戦では2ゴールをゲット。デ・ケテラエルからポジションを奪い返すほどの勢いを見せている。
 
伊『Gazzetta dello Sport』は、B・ディアスのローン移籍に2200万ユーロ(約32億円)の買取オプションが付随していることについて触れており、彼にその価値があるのか問わなければならない日がやってくると指摘。もし現時点で答えを出さなければならないとしたら、答えは明白だと伝えている。
 
昨季のB・ディアスはリーグ戦31試合に出場し3ゴール3アシストという成績だったが、今季は9試合の出場で4ゴール1アシストとその好調ぶりは数字にも表れている。しかし、彼の最大のウィークポイントは調子の波が激しいところであり、B・ディアスがミランに残りたいと考えるのであれば、今後もこのパフォーマンスを継続していく必要があるだろう。

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