テン・ハーグの下で急成長しているダロト もはやマンUの右SBは弱点ではない?

現地メディアもダロトの成長を称賛 photo/Getty Images

チームも個人も上向いているテン・ハーグ・ユナイテッド

今月始めのマンチェスター・シティ戦は6-3で敗れたものの、直近2試合のトッテナム戦、チェルシー戦は1勝1分で終えたマンチェスター・ユナイテッド。MFクリスティアン・エリクセンやDFリサンドロ・マルティネス、MFカゼミロ、FWアントニーなど新加入選手の力も目立っているが、エリック・テン・ハーグ監督が既存戦力を成長させていることも好調の要因となっている。
 
テン・ハーグ監督率いる今季のマンUは現在プレミアリーグで勝ち点20の6位につけており、シティ以外のビッグ6には負けていないなど悪くない結果を残している。試合内容も日を重ねるごとに向上しており、FWマーカス・ラッシュフォードやMFスコット・マクトミネイといった伸び悩みつつあった選手たちも活躍中だ。
 
しかし、英『Manchester Evening News』は今季最も成長した選手の一人は間違いなく右サイドバックのDFディオゴ・ダロトだと主張。DFアーロン・ワン・ビサカが負傷続きという事情もあるが、彼はフィールドプレイヤーとして唯一、ここまでの公式戦15試合全てで先発出場を果たしている。
 
同メディアは今季のダロトについて、「ユナイテッドで最も安定したパフォーマンスを見せており、右SBを不安視されていたポジションから、強固で安定感のあるポジションに変えた」と称賛。特にポゼッション時にSBが内寄りのポジションを取るなどといったテン・ハーグ監督の哲学を理解し、適応している点を評価している。
 
最近は良い時のパフォーマンスを取り戻しているようにも見えるダロトだが、ポルトガル代表から戻ってきた後の数試合はややミスが目立つ場面も多く、やはり疲労が気になるところ。1月の移籍市場では右SBの補強もあり得るはずで、それまではなんとか持ち堪えてほしいところだ。

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