19歳でデビューしたばかりのイングランド人ドリブラーがCLで躍動 不調なユヴェントスの希望となるか

存在感を発揮したI・ジュニオール photo/Getty Images

ベンフィカ戦で途中出場ながら2得点に絡む

UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第5節でベンフィカに3-4で敗戦し、5試合でわずか1勝しかできずにGS敗退が決まったユヴェントス。この試合でも前半から3失点を喫するなど、苦しい展開で試合終盤を迎えた。そんな中でも自身の持ち味を発揮してゴールに絡んだ男がサミュエル・イリング・ジュニオールだ。

50分にベンフィカのラファ・シウバにこの日2点目のゴールを決められ、1-4と大差を付けられたユヴェントス。苦しい状況となったチームは、70分に左ウイングバックのフィリップ・コスティッチに代えてI・ジュニオールを投入し、彼を突破口に攻勢を強めた。

すると積極的なドリブル突破からチャンスを作ると、77分にはI・ジュニオールのドリブルから折り返しを合わせたアルカディウシュ・ミリクが合わせて1点を返す。さらにその2分後にもI・ジュニオールが右サイドから仕掛けてウェストン・マッケニーがゴールを決めて一気に1点差に詰め寄る。同点ゴールこそ生まれなかったが、彼の投入がユヴェントスに勢いを与えた。
22日のセリエAエンポリ戦でデビューしたばかりの19歳がヨーロッパの大舞台で大きな活躍を見せた。GS敗退が決定し、チームとしては悔しい敗戦となったが、イングランドの若きドリブラーにとっては大きな一戦となっただろう。不調なチームの希望となれるか。

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