2試合連続“ジャカ弾”も後半追い付かれドロー 冨安は両SBとしてフル出場。アーセナルとシティの差は2ポイントに縮まる

グラニト・ジャカのゴールで先制もアーセナルは追い付かれてしまった photo/Getty images

後半はサウサンプトンペースに

プレミアリーグ第13節サウサンプトン対アーセナルの一戦が行われた。左サイドバックはキーラン・ティアニーが健在だが、先発には冨安健洋の名前が。直近のPSV戦では右SBを務めており、ユーティリティ性を発揮している。

先制したのはアウェイのアーセナルだ。右サイドからベン・ホワイトがクロスを供給すると、ゴール前でグラニト・ジャカが逆足の右で合わせてゴールネットを揺らす。PSV戦でもゴールを決めており、2試合連続での得点となった。

そのままアーセナルが主導権を握るかと思われたが、セインツは守備で粘り強さを見せる。とくにセンターバックのモハメド・サリスとGKのギャヴィン・バズヌは存在感を見せており、バズヌは前半だけで2セーブを記録してアーセナルの猛攻を抑えている。
後半はセインツのプレッシングが非常に効果的で、アーセナルはボールを前進させることができない。徐々にホームチームペースとなり、65分スチュアート・アームストロングのゴールで同点に追いつく。

アーセナルは追加点奪取のためエディ・エンケティア、キーラン・ティアニーを投入。ティアニーはホワイトと交代で左サイドに入り、冨安は右SBにポジションを移した。

しかしスコアはそのまま動かず1-1でのドローに。アーセナルはリーグ戦4連勝中だったが、その記録は途絶えることに。2位マンチェスター・シティはブライトンに勝利しており、勝ち点差は2ポイントとなった。サウサンプトンは前節ボーンマスを破っており、現在3試合連続で負けておらず、好調を維持することに(データは『SofaScore』より)。

サウサンプトン 1-1 アーセナル

[得点者]
11分 グラニト・ジャカ(アーセナル)
65分 スチュアート・アームストロング(サウサンプトン)

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ