ハーランドでもメッシの“年間91ゴール”到達は厳しい? 「残り全試合ハットトリックでも……」

2023年のハーランドはどこまで数字を伸ばしてくるか photo/Getty Images

怪物じみていた10年前のメッシに届くか

マンチェスター・シティで勢いが止まらないFWアーリング・ハーランドは、2022年に入ってから41ゴールを挙げている。これはクラブとノルウェー代表での数字を合計したものだが、22歳とは思えぬ完成度の高さだ。

今後も新時代の怪物ストライカーはゴールを量産していくだろうが、上には上がいる。米『ESPN』が比較したのは、2012年のリオネル・メッシだ。

この年のメッシはリミッターが外れたような状態で、1年間で91ゴールを挙げている。同メディアは「ハーランドが2022年の残り全試合でハットトリックを達成しても届かない」と伝えているが、確かにまだ50ゴールほどの差がある。
当時のメッシはバルセロナで79ゴール、アルゼンチン代表で12ゴールを挙げていたが、ハーランドは将来的にこの数字に届くだろうか。今年のハーランドの数字はドルトムント時代のものも含まれているため、当時バルセロナにフィットしていたメッシと単純に比較することは難しい。来年の1年間マンCでプレイすれば、ハーランドの数字は今年以上に伸びるかもしれない。

代表でもノルウェー代表とアルゼンチン代表では置かれている環境が違うため、得点数を稼ぎにくい部分はあるかもしれない。それでも、ハーランドがメッシが叩き出した年間91ゴールに迫れるか世界が注目している。

マンCでプレイすればチャンピオンズリーグ上位進出が期待でき、ドルトムント時代より試合数を多くこなすことは可能だろう。2023年のハーランドがどこまで数字を伸ばしてくるのか楽しみだ。

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