再び浮上する“C・ロナウドVSメッシ論” バルサ以外でも活躍できることを証明したメッシの評価

PSGで活躍するメッシ photo/Getty Images

今季のメッシは圧巻のプレイを披露

世界のサッカーファンが一度は議論したであろうテーマがC・ロナウドVSリオネル・メッシだ。2010年代のバロンドールを支配してきた2人は常に世界のトップを走ってきたが、どちらが上なのか意見は割れてきた。

スペイン『as』はこのテーマが再び注目を集めるようになったと取り上げている。メッシがパリ・サンジェルマンでも圧巻のパフォーマンスを見せるようになったからだ。

以前はバルセロナでしか100%の力は引き出せないとの意見もあり、実際に昨季のパリ1年目はバルセロナ時代に比べて数字が落ちた。しかし2年目の今季は開幕からハイレベルなプレイを見せており、特にチャンスメイクの部分で輝きを放ってきた。仮に今季パリでチャンピオンズリーグを制覇できれば、バルセロナでしか活躍できないとの意見は消えるはずだ。
一方でリヴァプールなどで指揮官を務めてきた解説のグレアム・スーネス氏は、ロナウドがプレミア、セリエA、リーガと5大リーグのうち3つでハイパフォーマンスを見せてきた部分からメッシより高い評価を下している。メッシがプレイするリーグ・アンも5大リーグの1つではあるが、リーガやプレミアに比べるとレベルや競争力はやや落ちる。

ロナウドはこれら3つのリーグすべてで得点王のタイトルを獲得しており、チームやリーグを選ばないのはロナウドの方だ。

もちろん両者とも異次元のプレイヤーであることは事実なのだが、どうしてもNo.1はどちらかといった議論は起こる。今季はメッシの方が好調だが、今季のパフォーマンスで再び議論は加熱しそうだ。

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