残留に向けて大きな勝利を呼び寄せたプロ初得点 静学出身ルーキーMF古川陽介がジュビロ磐田を救うヒーローになる

今季から磐田に加入した古川 photo/Getty Images

古川の決勝点で横浜FMを撃破

残留への望みをつなげたいジュビロ磐田はJ1第27節の延期試合で、横浜F・マリノスと対戦。勝利で他会場の結果次第では優勝の可能性もあった横浜FMに対し、磐田が1-0で勝利して大きな勝点3を獲得した。決勝点を奪ったのは、これがプロ初ゴールとなる古川陽介だ。

前半から主導権を握ってボールを支配する横浜FMに対し、磐田はブロックを固めて守る。横浜FMが決定機を作られるものの、三浦龍輝を中心とした守備陣がゴールを許さず。無失点で終盤を迎えた。

そんな状況下で渋谷洋樹監督は、80分に金子翔太に代わって古川を投入。すると今季静岡学園高校から加入したばかりのルーキーは、大舞台で大仕事をやってのける。出場からわずか4分後、相手が自陣へと入れたボールをクリアすると、そのままカウンターにつなげる。古川から松原后へとつなぎ、折り返しを受けた古川が反転しながらシュートを放つ。ボールは相手DFに当たってコースが変わり、ゴールへと吸い込まれていった。
今季J1では4試合目にして奪ったプロ初ゴールは、首位を下す大金星を挙げるゴールになったとともに磐田にとって貴重な勝点3を得る一撃となった。プロ初の声出し応援での試合となった古川。大声援を受けた男が磐田を救うヒーローとなる。

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