マルティネッリはプレミア最高のウインガーになりつつある 1G1Aの大活躍に集まる賞賛の声

リヴァプール戦で躍動したマルティネッリ photo/Getty Images

欠かせない戦力になった

ホームでリヴァプールを倒し、首位を堅持したアーセナル。どうやら今季の勢いは本物であり、苦手としていたチームに競り勝ったことで、チームはさらに自信を深めるかもしれない。

勝利の立役者の一人がFWガブリエウ・マルティネッリだ。彼は開始早々に先制ゴールを決めると、前半アディショナルタイムに決まったブカヨ・サカのゴールもアシスト。1G1Aで重要な試合に貢献している。

リヴァプールはトレント・アレクサンダー・アーノルドとジョー・ゴメスの2人のサイドバックがマルティネッリと対峙することになったが、マルティネッリのスピードと仕掛けに終始苦労していた。英『Daily Mail』は、「マルティネッリは1ゴール、1アシスト、そして2ライトバックを獲得し、再びアーセナルの重要な脅威であることを示した」という見出しで、リヴァプールの右SB2人がマルティネッリにすっかりやられてしまったことに触れている。
スピードと勢いのある仕掛けに定評があったマルティネッリだが、今季はさらにレベルアップしている印象がある。現時点でドリブル成功数「20」は、同僚のガブリエウ・ジェズスとボーンマスのマーカス・タヴァーニアの「22」に次ぐリーグ3位の成績であるし、リヴァプール戦でもA・アーノルドを完全に上回るスピードを見せた。守備への戻りも早く、試合終盤まで走り回れるスタミナも備えており、今季4ゴール2アシストという数字以上にマルティネッリの貢献は大きいと考えられる。

『Daily Mail』でも「この日もまた、21歳の彼がプレミア最高のウインガーへと急速に成長していることを証明した」と称賛している。また、『football.london』もリヴァプール戦のレーティングで、ブカヨ・サカと並ぶチーム最高の「9」をマルティネッリに与えた。まだ荒削りな面も見られるが、活き活きとプレイしているように見える今季のマルティネッリ。彼はプレミア最高のウインガーと呼ばれる存在になれるのだろうか。

(※データは『Whoscored.com』より)

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