冨安もリヴァプール戦に向け強気発言 「彼らを倒す自信がある。恐れはありません」

冨安にも出番は回ってくるはずだ photo/Getty Images

今季こそは違うと証明できるか

現在プレミアリーグで首位を走るアーセナルは、次節でリヴァプールと対戦する。アーセナルは昨シーズンはリヴァプールに2敗しており、最後にリーグ戦で勝利したのは2020年の7月にまで遡る。

過去の5試合を振り返ってもアーセナルはリヴァプールに一度も勝っていないのだが、今季は調子を崩しているのはリヴァプールの方であり、違った試合展開になることが期待される。アーセナル所属の日本代表DF冨安健洋も、リヴァプールを恐れてはいないようだ。英『Evening Standard』がコメントを伝えている。

「リヴァプールは今でもリヴァプールです。もちろん簡単な試合ではありません。全員がチームを助ける必要がある。でも僕たちは昨シーズンよりも良くなっているし、彼らを倒す自信がある。恐れはありません。僕たちはホームで6万人の観客とともにプレイできるし、勝点3を獲るために努力する必要があります」
「ドレッシングルームの雰囲気はとても良いです。僕たちは自信を持っていて、リーグのトップにいます。彼らを倒す準備はできています」

ユルゲン・クロップのチームはすでにアーセナルに11ポイントの差をつけられており、強気な冨安の発言もあながち根拠のないものではない。2020年に勝ったときには、アーセナルは24本ものシュートを浴びながら耐え、リヴァプールのミスを突いたわずか2本のシュートがゴールを揺らした薄氷の勝利だったが、今季のアーセナルはゲームを圧倒的に支配することのできるチームに変貌を遂げているからだ。

「ガナーズはプレイするすべてのゲームをコントロールすることを目指している。トッテナムのような危険なカウンターを持つチームに対してさえ、彼らはポゼッションを支配していた」

「アーセナルは今シーズン、新たな自信を得ており、相手が誰であろうと、自分たちのゲームをプレイするという明確な欲求がある」

『Evening Standard』も、このように今季のアーセナルは昨季までのチームとは別物だと評している。冨安が言うように、彼らがリヴァプールに対して自信を持ってプレイし打ち倒すことができれば、その勢いをさらに増すことになるだろう。アルテタのプランは実を結ぶのか、リヴァプール戦は今季の明暗を分ける最大のターニングポイントになるかもしれない。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ