C・ロナウドのマンU退団に拍車がかかる テン・ハーグ監督も1月の移籍は容認か

シティ戦をベンチから見守ったロナウド photo/Getty Images

今季のロナウドはまだ結果を残すことができていない

昨季はリーグ戦18ゴールを決めたものの、今季はここまでは安定した出場機会を確保することができていないマンチェスター・ユナイテッドのFWクリスティアーノ・ロナウド。ここに来て1月に移籍する可能性が高まっているようだ。
 
今夏の移籍市場では、適切なオファーが届いた場合はマンUを退団したい旨をクラブ側に伝えたと言われているロナウド。チャンピオンズリーグへの出場権を持つさまざまなクラブが移籍先として候補にあがったものの、結局最後まで移籍が成立することはなく、今季も彼はオールド・トラッフォードでプレイしている。
 
ところが、ここまでのロナウドはリーグ戦先発出場数がわずか1試合に留まっており、ゴールもヨーロッパリーグのシェリフ・ティラスポリ戦で決めたPKのみ。先日行われたマンチェスター・シティとのダービーマッチでは、途中出場の機会すら与えられなかった。
 
エリック・テン・ハーグ監督はシティ戦でロナウドを起用しなかった理由について「彼の偉大なキャリアへの敬意によるもの」と曖昧に説明しており、その真意はわからない。しかし、彼の代わりに途中出場を果たしたFWアントニー・マルシャルが2ゴールと結果を残したこともあり、ロナウドの序列がCF3番手まで降格したことも十分に考えられそうだ。
 
英『The Telegraph』によれば、ロナウドは1月の移籍市場でマンUを退団することを視野に入れているという。就任当初は彼の残留を望んでいたテン・ハーグ監督も、良いオファーが届いた場合はこれを邪魔するつもりはないようだ。
 
問題は彼を獲得したいクラブが現れるかどうかだが、1月の移籍市場の前にはカタールW杯がある。もしロナウドがここでポルトガル代表の一員として好パフォーマンスを発揮できれば、夏に関心を示さなかったクラブも彼の獲得に本気で乗り出すかもしれない。

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