エヴァートンの「冬の移籍市場選手獲得リスト」に鎌田大地の名前が浮上 ランパードと手を組み古豪復権目指す?

去就が不透明な鎌田大地 photo/Getty images

中盤には鎌田を支えられる守備者がいる

日本代表やフランクフルトで躍動する鎌田大地。クラブとの契約は今季までであり、夏には新契約を結ぶとの話もあったが、進展はない様子。そのため複数のクラブが彼に関心を寄せており、英『liverpool echo』によると、エヴァートンもその一つのようだ。

同紙によると、エヴァートンの指揮官であるフランク・ランパードとフットボールディレクターのケビン・セルウェルは攻撃的MFの補強を1月に目指しており、シャフタール・ドネツクのミハイロ・ムドリクとアヤックスのモハメド・クドゥスがターゲットになっているようだ。しかしアーセナルもムドリクに関心を示しているようにライバルが多く、ムドリク、クドゥス獲得失敗時のプランBとして鎌田の名前が浮上した。鎌田とフランクフルトが新契約を結ばなかった場合、移籍金が発生するのが今冬までであり、そこで獲得できるとエヴァートンは考えている。

同紙では鎌田をドイツでの経験が豊富なアタッカーとして認識しており、ストライカーの後ろでプレイするトップ下、シャドーでもプレイすることができ、ランパードのシステムに適応するのは容易だと主張している。
ランパードのエヴァートンは[4-3-3]が基本であり、鎌田が起用されるならウイング、もしくは攻撃的なインサイドハーフになる。ウイングといっても10番タイプのアンソニー・ゴードンが起用されるなど決してドリブラーである必要はなく、おそらく問題ない。

エヴァートンの強みは中盤であり、注目度はそれほど高くないがアレックス・イウォビ、イリドッサ・ゲイェ、アマドゥ・オナナと実力者が揃う。彼らをダブルボランチにして鎌田をトップ下に置く選択肢もあり、エヴァートン移籍は悪くない。

昨季は降格の可能性もあるなど低迷が続くエヴァートン。それでも今季は粘り強く戦い、リヴァプールとのマージーサイドダービーでは0-0と勝ち点を拾った。三笘薫が所属するブライトンのような絶好調のチームではないが、曲者が揃う面白いチームだといえる。

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