ラッシュフォードと契約延長交渉中のマンU 来夏にフリーで放出という最悪のシナリオは回避確定か

代表ウィーク明けのマンチェスター・シティ戦で復帰となるか photo/Getty Images

結果を出している今季のラッシュフォード

今夏の移籍市場において、パリ・サンジェルマンからの関心も囁かれていたマンチェスター・ユナイテッドのFWマーカス・ラッシュフォード。クラブは彼との契約を更改すべく交渉に臨んでいるようだが、先に契約延長オプションが行使される可能性もあるようだ。
 
昨季は本領発揮に至らなかったものの、今季はエリック・テン・ハーグ新監督の下で好調を維持しているラッシュフォード。直近の試合は負傷の影響で欠場しているが、ここまでのリーグ戦6試合で3ゴール2アシストを記録しており、リヴァプール戦やアーセナル戦といったビッグマッチでも結果を出している。
 
ラッシュフォードとマンUの契約に関しては2023年までとなっており、現在は契約最終年の真っ只中。現行契約には1年の契約延長オプションも付随しているが、それもまだ行使されておらず、このままいけば今夏に噂のあったPSGへフリーで移籍するという最悪のシナリオも想定できる。
 
英『Daily Express』によれば、マンUはラッシュフォードと契約期間5年の新契約を結ぼうとしており、交渉を続けている最中だという。ラッシュフォードの現在の週給は約18万ポンド(約2800万円)となっているようだが、同じイングランドのスター、FWジェイドン・サンチョの週給35万ポンド(約5400万円)とは大きな開きがあり、新契約が締結されれば彼の給料は跳ね上がることになるようだ。
 
しかし、この契約がクリスマス前までに成立しなかった場合、マンUは1年の契約延長オプションを行使するつもりのようだ。PSGからの関心なども考慮し、ひとまずこれでフリー移籍のリスクを回避する意向だと同メディアは伝えている。
 
クラブ側としては、ラッシュフォードが背番号10を着用する生え抜きの選手ということもあり、できることならここでキャリアを全うして欲しいと考えているはず。昨季の不調があったことで評価は難しいところだが、ここ数年の活躍を踏まえれば少なくともサンチョ以上の給与は提示していることだろう。

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