PSGがデンベレ獲得から撤退した理由 賢明な判断を下していた責任者たち

今季もバルサでプレイしている photo/Getty Images

今季すでに公式戦2ゴール4アシストを記録しているデンベレ

バルセロナのFWウスマン・デンベレの獲得に乗り出していた今夏のパリ・サンジェルマン。クラブのフットボール・アドバイザーを務めるルイス・カンポス氏は、彼と契約を結ばなかったその理由を明かしている。
 
昨季限りでバルセロナとの契約が満了となり、一度フリーの身となった今夏のデンベレ。複数クラブから関心が寄せられていたが、結局バルセロナと契約を結び直し、今に至っている。
 
移籍市場に精通しているイタリア人ジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏は自らのSNSアカウントにて、デンベレとPSGの交渉が前スポーツディレクター・レオナルド氏主導のもとで行われていたことについて触れつつ、彼に代わってフットボール・アドバイザーに就任したカンポス氏のコメントを掲載している。
 
「デンベレはウインガーであり、我々は彼が慣れ親しんでいるものと異なるシステムでプレイしている。そのため彼とは契約しなかった」
 
「私はデンベレが大好きだ。彼は素晴らしいが、我々はまた別の計画を持っていた」
 
今季からPSGの新指揮官に就任したクリストフ・ガルティエ監督は3バックを採用している。デンベレの主戦場となる大外のポジションには、ウイングバックの選手が位置する布陣だ。
 
デンベレならシャドーや2トップの一角も担うことができそうだが、カンポス氏とガルティエ監督はそこまでして彼を獲得する必要はないと判断したのだろう。実際、今季はFWキリアン・ムバッペ、FWネイマール、FWリオネル・メッシの“MNM”がシーズン序盤から猛威を振るっており、ここにデンベレを加えるとなればチームマネジメントはかなり難しくなっていたはず。
 
デンベレがバルサで躍動していることもあり、PSGが彼の獲得から撤退したことは双方にとって良い結末だったと言えるだろう。

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