試合巧者スポルティングに“ラスト4分で2失点”のトッテナム コンテ監督はCLのレベルの高さを痛感

トッテナムは引き分けで試合を終わらせることができなかった photo/Getty Images

無敗記録が途絶えてしまった

日本代表MF守田英正を擁するスポルティングとチャンピオンズリーグで対戦し、今季初の黒星をつけられてしまったトッテナム。アントニオ・コンテ監督はチャンピオンズリーグのレベルの高さを痛感しているようだ。
 
昨季プレミアリーグ4位でシーズンを終え、3シーズンぶりのCL出場を勝ち取ったトッテナム。今季はプレミアリーグ開幕戦から4勝2分の無敗を維持しており、先日行われたCLグループステージ初戦、オリンピック・マルセイユ戦でも2-0の勝利をあげている。
 
その後、11日にはマンチェスター・シティとの大一番が予定されていたが、エリザベス女王の逝去により、この試合を行うことなく挑んだ今回のスポルティング戦。トッテナムは何度かゴールチャンスを迎えたもののあと一歩届かず、試合終了間際に2ゴールを許し、2-0で敗れる結果となった。
 
英『Daily Mail』によれば、コンテ監督はこのスポルティング戦がミスの代償を支払う試合だったと考えている模様。そして、スポルティングの試合巧者ぶりにも感服しているようだ。
 
「チャンピオンズリーグのレベルは非常に高い。ミスを減らさなければならないし、最後には代償を払うことになる」
 
「引き分けたことではなく、この大会に慣れているチームとの対戦で負けたことについて今話している。残念なことだ」
 
「選手たちは皆このレベルで戦うことの重要さや、自分を磨き続けなければならないことを知っている。引き分けならもっとフェアだったが、スポルティングは自分たちの時間を上手く使っていた」
 
「我々は試合に勝とうとしたが、得点できなかった。それに最後の10分間はもっとうまくやれたはずだ」
 
「彼らはコーナーキックから得点し、90分が経過した後に2点目を決めた。残念だが、難しい試合だった」
 
「もっとうまくできたはずの場面が2、3回あったが、今は休んでプレミアリーグのことを考えなければならない」
 
CLでは負けを味わったものの、リーグ戦での無敗記録は継続したいトッテナム。18日には中3日のレスター・シティ戦を控えており、それを終えると代表ウィークに突入する。
 
代表戦終了後にはアーセナルとのノースロンドンダービーが予定されており、この一戦に良いムードで臨むためにも、次節レスター戦は勝利で駆け抜けたいところ。自軍のミスの多さを指摘したコンテ監督だが、この3日間でチームをどう修正してくるのか。

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