EUROでアズーリの英雄となったのに…… キエーザは今年を“たった2試合”で終えるのか

イタリア代表のキエーザ photo/Getty Images

アズーリにもユーヴェにも必要な選手

昨夏のEURO2020を制しながら、今年のワールドカップ・カタール大会出場を逃してしまったイタリア代表。プレイオフでまさかの北マケドニア代表に敗れたことで夢が潰えたわけだが、この大事なプレイオフに出場できなかった者がいる。

EURO2020で一躍アズーリのスターとなったユヴェントスFWフェデリコ・キエーザである。

ロベルト・マンチーニはEURO2020にてキエーザをウイングのバックアッパーに据えており、当初はスタメンに入っていなかった。しかしキエーザは大会を通じてマンチーニにアピールし、ベスト16のオーストリア戦で貴重なゴールをゲット。マンチーニはその勢いを信じ、準々決勝からキエーザをスタメンで起用するようになった。
キエーザも期待に応えて準決勝・スペイン戦でもゴールを記録し、チームの優勝に貢献。独特なリズムから繰り出されるドリブルには決勝で対戦したイングランドも手を焼いており、キエーザがいなければイタリアの優勝はなかったと言っていい。

これで一気に世界的スターへ名乗りを上げたかと思いきや、大会後のキエーザは怪我に苦しめられた。昨季も2度にわたって大きな離脱があり、2022年に入ってからはリーグ戦2試合しか出場できていない。ユヴェントスでも主力になると考えられていただけに、この離脱は痛い。

現在はリハビリ中だが、伊『Gazzetta dello Sport』は復帰が2023年までずれ込む可能性もあると見ている。復帰を焦る必要はないが、2022年を2試合のみの出場で終えるとなると寂しい。

前述したプレイオフの北マケドニア戦もキエーザは怪我で回避し、チームはまさかの敗北。仮定の話ではあるが、キエーザがいれば少なくとも北マケドニアには勝てたかもしれない。

現在の市場価値は6500万ユーロまで上昇しており、イタリア人選手の中ではインテルMFニコロ・バレッラ(7000万ユーロ)に次いで2番目に高額な数字だ。今後のイタリア代表を引っ張っていくべき存在だが、キエーザは今季後半戦から暴れられるか。

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