プレミアへステップアップする可能性を元トッテナムGKが指摘 ジェラードに元F・マリノス指揮官も続くか

セルティックで優秀な成績を残すアンジェ・ポステコグルー photo/Getty images

古橋らも続きたい

昨季はライバルであるレンジャーズからリーグタイトルを取り戻したセルティック。今季も好調を維持しており、開幕から6戦全勝と勝ち点を落としていない。25ゴール、1失点はどちらもリーグ最高の成績であり、今のスコットランドでセルティックは敵なしだ。

そんなセルティックを作り上げたのが、アンジェ・ポステコグルーである。Jリーグでは横浜F・マリノスを率いてリーグ制覇を成し遂げており、日本でも馴染みのある人物だ。攻撃的なサッカーを志向しており、6試合で25ゴールと今季は素晴らしい成績を残している。

セルティックは補強の目も特筆すべきものを持っている。古橋亨梧、前田大然、井手口陽介、旗手怜央の日本人カルテットに加え、絶対的なCBとなったキャメロン・カーター・ヴィッカース、アタッカーでいえばジョタやリエル・アバダ、ギオルゴス・ギアクマキスと現在主力として活躍している選手たちはポステコグルー就任後にこのセルティックに移籍しており、大きな成功を収めている。
英『Football Insider』にて元トッテナムのポール・ロビンソン氏はポステコグルーがプレミアリーグに引き抜かれることになってもおかしくないと主張している。

実際にスコットランドからプレミアへ監督が移籍した例はある。アストン・ヴィラのスティーブン・ジェラードとレスター・シティのブレンダン・ロジャーズだ。ジェラードはレンジャーズ、ロジャーズはセルティックからそれぞれプレミアに向かっており、ロジャーズはレスターで素晴らしい成績を残した。しかしどちらも今季は勝てておらず、その後任にポステコグルーが選ばれる可能性があるとロビンソン氏は話す。

ポステコグルーがプレミアに引き抜かれれば古橋や前田、旗手らセルティックで高いパフォーマンスを披露している選手がそのまま移籍することも考えられる。とくに古橋はゴールを量産しており、ポステコグルーなしでもプレミア挑戦の可能性は十分にあるだろう。

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