5試合で9得点、2試合連続ハットトリック オーウェン氏は「あらゆる得点記録を破る」と怪物ストライカーを称賛

アーリング・ハーランドの得点力は圧倒的だ photo/Getty images

ゴールが止まらない

今季のマンチェスター・シティのテーマは偽9番から純粋な9番への移行だ。昨季チェルシーはロメル・ルカクを獲得し同じテーマに臨んだが、思うような結果は得られなかった。

対するシティは絶好調だ。純粋な9番アーリング・ハーランドはゴールを量産しており、早くも9ゴール。5試合で9得点であり、近年のシティになかった得点力を見せている。

6-0で快勝したノッティンガム・フォレスト戦ではハーランドの得点力がいかんなく発揮された。味方がアタッキングサードでチャンスを生み出せれば必ずハーランドがボックス内でアクションを取る。多少相手DFが近くても194cmと恵まれた体格を生かしてスペースを生み出し、ノッティンガム・フォレスト戦では3本のオンターゲットで3ゴールだ。
レスター・シティ対マンチェスター・ユナイテッドの一戦は残っているが、第5節終了時点での得点ランキング1位はハーランドだ。総シュート数22本でオンターゲットは12本、そこから9本を得点につなげている。同じく総シュート数22本、オンターゲット12本をフラムのアレクサンダル・ミトロビッチは記録しているが、ゴールにつながったのは5本のみだ。それでも素晴らしい数字だが、ハーランドは圧倒的すぎる。

2試合連続でのハットトリックとなり、ハーランドへの注目度は一気に高まった。英『Daily Mail』ではマイケル・オーウェン氏が「彼はあらゆる得点記録を破ることになるだろう」とハーランドのパフォーマンスを称賛している。

今季はワールドカップ・カタール大会の開催もあって8月開催のゲームが多いのもあるが、8月に9ゴールを挙げるのはプレミアリーグの歴史の中で最も多い数字だという。

38試合開催となったプレミアリーグで最もゴールを挙げたのはリヴァプールのモハメド・サラーで32ゴールだ。42試合開催であればアラン・シアラー氏とアンディ・コール氏が34ゴールの記録を残している。ケガなどの離脱がなければ34ゴールすら超えてしまいそうなのが、今のハーランドである。

こうもハーランドが上手くフィットし、偽9番から純粋な9番への移行がスムーズに成功したのは偽9番時代の功績が大きい。チェルシーはルカクにポストプレイでの貢献を求めたが、シティでのハーランドは得点を主に求められており、ビルドアップの参加は二の次だ。実際にそれで問題なく、ビルドアップでもパスワークに参加せずシティは攻撃を前進させることができる。

プレミアリーグに衝撃を与えているハーランド。シティに足りなかったラストピースが上手くハマっており、今季のシティは例年以上に楽しみなチームになっている(データは『SofaScore』より)。

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