カゼミロなしのリヴァプール戦をマンUはどう凌ぐ L・マルティネスの中盤起用はあるか

CBで2試合連続スタメン出場中のL・マルティネス photo/Getty Images

気になる中盤の構成

プレミアリーグ第3節で、リヴァプールとの一戦を控えるマンチェスター・ユナイテッド。開幕2連敗ということもあり、何かしら変化が求められるはずだが、エリック・テン・ハーグ監督はどのようなメンバーをスタメンに抜擢するのか。

改善すべきポジションはさまざまだが、特に気になるのは中盤の構成だ。先日、レアル・マドリードから獲得したMFカゼミロは、ビザの取得などに時間がかかるようで、リヴァプール戦には間に合わない模様。彼のマンUデビューは、早くとも第4節のサウサンプトン戦となるようだ。

そうなるとMFフレッジやMFスコット・マクトミネイ、MFクリスティアン・エリクセン、MFドニー・ファン・デ・ベーク、MFジェイムズ・ガーナーあたりが中盤の候補となる。

テン・ハーグ監督はフレッジとマクトミネイの同時起用を、第1節ブライトン戦の53分間のみに留めており、それ以降はエリクセンを3列目で積極的に起用している。ガーナーはここまで出番を与えられていないが、ファン・デ・ベークは2戦ともに途中出場を果たしており、先発に抜擢される可能性もあるだろう。

その一方、英『Manchester Evening News』は、DFリサンドロ・マルティネスの中盤起用を考慮しなければならないと指摘している。しかし、テン・ハーグ監督がDFハリー・マグワイアをスタメンから外すことも検討していると同メディアは報じており、そうなれば、L・マルティネスがDFラファエル・ヴァランとセンターバックでコンビを組むことになるだろう。

再びエリクセンを3列目で起用するのであれば、やはりL・マルティネスを彼の横に置き、中盤の守備強度を高めるのがベストのように思える。あと1週間早くカゼミロを獲得できていれば、このリヴァプール戦でも彼を起用できたはずだが、テン・ハーグ監督はこの難局をどう凌ぐのか。

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