リーグ・アンでの日本人対決は勝ち点分け合うドロー スタッド・ランス伊東純也はビッグチャンス決められず今季初白星はお預け

伊東純也は今季初先発も初ゴールならず photo/Getty images

初先発を飾った伊東

リーグ・アン第3節ストラスブール対スタッド・ランスの一戦が行われた。ホームチームに川島永嗣、アウェイチームに伊東純也が所属している。

前半多くの好機を生み出したのは伊東のスタッド・ランスだ。前線の伊東、フォラリン・バログン、カモリー・ドゥンビアは3選手共に個の能力が高く、単独で違いを見せる。スタッツもスタッド・ランスが圧倒しており、前半だけで7本のシュートを打ち、オンターゲットは3本、ビッグチャンスは2度あった。しかし前半終了間際にセットプレイからアレクサンデル・ジクにゴールを許し、1-0のストラスブールリードで試合を折り返した。

後半もアウェイのスタッド・ランスがチャンスを生み出し、ようやく81分バログンがマッツ・セルスの守るゴールを破り、1-1とスコアを振り出しに戻す。
その後は両チームにチャンスが訪れず1-1でのドローとなった。ストラスブールは2分1敗、スタッド・ランスは1分2敗と今季初白星は両者ともにお預けとなった。

伊東のパフォーマンスは初先発ということを考えれば上々の出来だといえる。ボールを持てば個で剥がすことができ、スピードはフランスでも通用する。ヘンク時代には見られなかった中央でプレイする場面もあり、スタッド・ランスで新境地を開いている。2度ビッグチャンスがあり、決めきることができれば百点満点の出来だったが、初ゴールは次節リヨン戦で決めることになるか。川島はベンチスタートとなり、出番はなかった。

ストラスブール 1-1 スタッド・ランス
[得点者]
45分プラス3分 アレクサンデル・ジク(ストラスブール)
81分 フォラリン・バログン(スタッド・ランス)

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