ジェズスはアーセナルで世界屈指の9番へ シティ時代とは違う“愛”の大きさについてロナウジーニョが指摘

レスター戦で大活躍のジェズス photo/Getty Images

すでにアーセナルのエース格

今夏にマンチェスター・シティからアーセナルへと移籍したFWガブリエウ・ジェズス。すでにチームの核と言えるほどの好パフォーマンスを見せているが、ブラジル代表の先輩であるロナウジーニョ氏は、シティとアーセナルでの環境の違いについて言及している。

FWピエール・エメリク・オバメヤンやFWアレクサンドル・ラカゼットがいなくなったこともあり、今夏のストライカーの獲得が急務となっていたアーセナル。4500万ポンド(約73億円)の移籍金で、ブラジル代表の一流選手を確保することに成功した。

シティ時代とは違い、ここまで1トップの位置で継続起用されているジェズスは、アーセナル合流直後から質の高いプレイを見せており、プレシーズンからいくつものゴールをゲット。クリスタル・パレスとのプレミアリーグ開幕戦ではゴールを奪えなかったものの、続くレスター・シティ戦では2ゴール2アシストの大爆発を見せた。

英『The Mirror』によれば、サッカー界のレジェンドであるロナウジーニョ氏が、今季のジェズスについて言及しており、注がれている“愛”の大きさの違いについて指摘している。

「ガブリエウがマンチェスター・シティに移籍したとき、彼が世界最高の選手の一人になるだろうと言った。チャンスを与えられた時はその能力の高さを証明したけど、シティでは、彼のような質の高い選手が受けるべき愛情を示されることはなかった」

「アーセナルでは中心選手となるチャンスが与えられているし、監督やファンから愛情を注がれ、すでにそれに応えている。プレミアリーグだけでなく、ヨーロッパでも最高の選手の一人であると示すことで、彼は自らに向けられた愛情に報いるだろうから、今季の彼には大きな期待を寄せているよ」

FWカリム・ベンゼマやFWロベルト・レヴァンドフスキといったストライカーが、30代に突入して以降も世界トップに君臨していることを踏まえれば、25歳のジェズスはまだまだこれから。より多くの愛を感じられるアーセナルで、世界屈指の9番へと飛躍を遂げるのか。

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