“DFにとって悪夢のような存在”だとブライトン指揮官 無名の日本人から期待の新戦力に三笘の評価を変えた15分間

初出場から評価を急上昇させている三笘薫 photo/Getty images

次節も起用されるか

プレミアリーグ第2節ニューカッスル戦に74分から投入され、パスとドリブルでビッグチャンスを生み出した日本代表の三笘薫。イングランド代表のキーラン・トリッピアーを前にしても得意の推進力のあるドリブルで相手を翻弄し、素晴らしいクロスから違いを生んだ。残念ながら得点につながることはなかったが、プレミアで大きなインパクトを残したに違いない。

「彼はサイドバックに問題を引き起こす存在だ。動き出しで味方のサポートもでき、非常にユニークで素晴らしいインパクトを与えたと思う」

「彼は右足を武器に左サイドでプレイすることができる。中央へカットインするためディフェンダーにとっては悪夢のような存在だ。彼と対戦するのは気が進まない」
英『SussexLive』で三笘をこのように称賛するのは指揮官であるグレアム・ポッターだ。ニューカッスル戦は15分のプレイタイムしか得られなかったが、イングランド人監督は三笘を高く評価している。同紙でも彼がボールに触れるたびに多くのサポーターが席を立ち、マジックが起きるのを心待ちにしていたと伝えている。

次節でも三笘のマジックは披露されるのだろうか。21日にはウェストハム戦は予定されており、おそらく対峙するのはチェコ代表のDFヴラディーミル・ツォウファルだ。ウェストハムといえばデクラン・ライスやトーマス・ソウチェク、新加入のジャンルカ・スカマッカの名前が挙げられるが、このツォウファルも曲者だ。粘り強い守備を得意としており、0-2と敗れたが開幕戦のマンチェスター・シティ戦では3回のインターセプト、4回のタックルを成功させている。

次節も終盤でもジョーカー的な起用となりそうな三笘。すでにインパクトは残しており、ウェストハム戦ではその継続となるか(データは『SofaScore』より)。

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