迫る《リーグ戦4年間ノーゴール》の大惨事 東京五輪でも才能見せたレフティーがぶつかった壁

ベティスで結果を出せなかったライネス photo/Getty Images

リーガでは結果を出せず

昨夏東京五輪にも参戦してきたメキシコのNewスターは今季こそ結果を出せるだろうか。

2019年にレアル・ベティスへ加入したものの、苦しいスペイン生活を続けてきたのが22歳のメキシコ代表MFディエゴ・ライネスだ。

東京五輪でもライネスはメキシコらしい技巧派アタッカーとの印象を残していたが、トップレベルでプレイするには得点力が物足りない。何とリーガ・エスパニョーラでは55試合プレイしてノーゴールである。
当然これでは評価されるのは難しく、ライネスは今夏にスペインを離れてポルトガルのブラガへレンタル移籍することになった。2018年からメキシコのA代表に選ばれるなど10代の頃から期待されてきた選手ではあるものの、ここまでは伸び悩んでいると言うべきか。

最後にリーグ戦で得点を決めたのは、まだメキシコ国内のクラブ・アメリカでプレイしていた2018年10月まで遡る。そろそろ4年の時が経とうとしており、さすがに4年間リーグ戦無得点はまずい。

ポルトガル国内リーグ開幕節のスポルティングCP戦はベンチに座ったままゲームを終えたが、まずは出番を確保できるか。当然ここでもゴールでアピールする必要があり、メキシコを引っ張るアタッカーになるためには得点力向上が欠かせない。

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