9000万ユーロだった市場価値は“750万ユーロ”へ…… 話題に上がらぬスペインの魔術師はどこへ

今夏レアルを離れたイスコ photo/Getty Images

欲しがるビッグクラブはあるか

天才肌と考えられてきたチャンスメイカーはこのまま終わってしまうのか。

今夏にレアル・マドリードを離れたMFイスコ(30)の行き先がまだ決まっていない。2013年からプレイしてきたレアルでは2016-17シーズンにリーグ戦10ゴールを記録するなど才能を示してきたが、ここ4年ほどはポジションを失ってしまった。今夏の退団も仕方がないだろう。

行き先候補としてはイスコの才能を買っているとされるフレン・ロペテギ率いるセビージャ、マラガでイスコを指導してきたマヌエル・ペジェグリーニが指揮するレアル・ベティス、さらにはジョゼ・モウリーニョ率いるローマが挙げられてきたが、具体的な話は出ていない。

スペイン『MARCA』によれば、イスコは欧州カップ戦出場権を持つクラブでのプレイを希望しているようだが、上位陣でイスコに興味を示すクラブは多くないか。テクニックは確かだが、スピードやパワーなど現代サッカーを戦い抜くうえで欠けている要素もある。得点力も直近3シーズンで5ゴールのみと物足りない。30歳という年齢も気になるところだ。

2018年の市場価値は驚異の9000万ユーロとかなり高い評価を得ていたが、今では750万ユーロまで低下している。スペイン代表でも中盤の主軸になれる逸材かと思われたが、ペドリやガビら若手が続々と出てきている今のスペイン代表に割って入るのは厳しいだろう。

魅力的なフリー移籍組ながら今夏の市場でも話題になっていないイスコ。このままトーンダウンするのは寂しいが、もう一度輝きを取り戻せるか。

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