移籍後初ゴールを決めた岩尾憲 1点差のイヤな雰囲気を打ち破った貴重な一撃

岩尾が浦和の3点目を決めた photo/Getty Images

ボランチで先発出場した

浦和レッズはJ1第23節で川崎フロンターレと対戦する。浦和が3得点を決め、3-1で勝利した。チームの3点目を決めたのは、移籍後初ゴールとなった岩尾憲である。

開始早々から川崎相手に攻め込んだ浦和は、4分に伊藤敦樹、17分に松尾佑介がゴールを決めて2点をリードする。その後は川崎がボールを保持して何度も浦和ゴールを脅かすものの、決死の守備で守り抜く。

それでも82分に柴戸海が橘田健人を倒してPKを与えてしまう。家長昭博に決められて1点差へと詰められる。川崎の逆転ムードが漂う中で、その雰囲気を打ち破ったのが岩尾だった。85分、関根貴大がタッチライン際までドリブルで運ぶと、折り返しを合わせてゴールネットを揺らした。

今季徳島ヴォルティスから加入し、中盤で司令塔として存在感を発揮していた岩尾。アシストはあったものの、ゴールはまだ奪うことができなかった。伊藤敦樹とのコンビは日増しに良くなっており、安定感は抜群。ようやく生まれた移籍後初ゴールは、1点差に詰め寄られてすぐにイヤなムードを跳ね返す一撃となった。

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