英紙は“プレミアベストプレイヤー”になると太鼓判を押す 最高の状態で新シーズンを迎えるデ・ブライネの脅威

マンチェスター・シティで輝くケビン・デ・ブライネ photo/Getty images

昨シーズンの好調を継続している

22-23シーズンはプレミア3連覇、CL制覇を目指すマンチェスター・シティ。そのための補強は上々であり、アーリング・ハーランド、カルヴィン・フィリップス、シュテファン・オルテガが獲得された。マルク・ククレジャの獲得も目指しており、戦力アップは間違いない。

来季のシティは新戦力にも注目が集まるが、プレシーズンマッチではケビン・デ・ブライネが自身の好調ぶりを見せている。クラブ・アメリカ戦では2ゴール、バイエルン・ミュンヘン戦ではアシストを記録したジャック・グリーリッシュに絶妙なスルーパスを供給したのはベルギー代表MFだった。

昨季のシーズン序盤は怪我や新型コロナウイルスの感染もあって万全で戦うことができなかった。さらにシーズン前にはEURO2020が開催されており、疲労もあっただろう。そのため前半戦は大人しくせざるを得なかったが、年が明けたタイミングで一気にコンディションが上がり、昨季の第33節ウルブズ戦では1試合で4ゴールを記録している。今回のプレシーズンマッチは2試合と少なく、オフシーズンでの休暇は十分に取れている。
英『manchester evening news』でもプレシーズンマッチでのデ・ブライネの好調ぶりに注目しており、来季はプレミアでのベストプレイヤーになる可能性があると主張している。

それは自身のパフォーマンスもそうだが、ハーランドのようなデ・ブライネのアシスト数増加が見込めるストライカーの存在も大きい。昨季はリーグ戦8アシストに終わっているが、キーパスは87本であり、12アシストを記録したリヴァプールのトレント・アレクサンダー・アーノルド(90本)と比べると大差はない。味方がどれだけ決められるかであり、ハーランドはデ・ブライネの数字を底上げしてくれるはずだ。

昨季は15ゴール8アシストと自ら得点を奪うスコアラーとしての姿を見せたデ・ブライネ。ただそれは偽9番を採用していたことが影響しており、純粋な9番ハーランドの加入でどのような変化が訪れるのだろうか。

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