5戦ぶり復活の守護神が“ウノゼロ”に貢献 札幌GK菅野孝憲が好守見せG大阪を撃破

札幌を支える菅野 photo/Getty Images

1-0でガンバ大阪に勝利した

J1第18節で北海道コンサドーレ札幌はガンバ大阪と対戦。51分の駒井善成の得点を守り切り1-0と勝利した。5試合ぶりの復帰となったGK菅野孝憲が好守を見せて完封勝利に貢献する。

5月に行われた鹿島アントラーズ戦で負傷して離脱していた菅野が、この試合で5試合ぶりの先発出場。頼れるベテランは最後尾からチームを引き締めて好セーブを見せる。28分には最終ラインの裏に抜け出された石毛秀樹にシュートを打たれるものの、左手でセーブして失点を許さなかった。

前節は王者・川崎フロンターレ相手に勝ち越しながらも、終盤に失点を重ねて大量5失点を記録。一刻も早い守備の立て直しが急がれた札幌だったが、正GKの復帰がチームに安定感を増すきっかけとなった。また12本のロングパスを成功させるなど、攻撃面でも起点となれる力を発揮している(データは『SofaScore』より)。
今季は第17節終了時点でリーグワーストとなる失点数を重ねている札幌。5勝8分5敗ながら失点は「31」となっており、守護神のさらなる活躍に期待がかかっている。戻ってきた守備の柱が札幌のゴールマウスを守り、後半戦を戦うチームの守備を安定させることができるか。

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