完全移籍で放出の可能性も久保建英を見限ったわけではない? レアルがまだ“日本の至宝”への期待値が大きいわけ

レアル・ソシエダ移籍の可能性がある久保建英 photo/Getty images

再びスペイン上位クラブへ挑戦することになるか

昨季でスペイン3季目を終えた久保建英。マジョルカでは存在感を示す試合もあったが、28試合で1ゴールと目に見える結果を出すことはできなかった。そのためかレアル・マドリードは久保をトップチームに戻すことなく、他クラブで成長させたいと考えているようだ。

そこで候補に挙がっているのがレアル・ソシエダだ。昨季6位で終えたリーガ・エスパニョーラの強豪であり、来季はELに出場することになっている。そんなソシエダのスポーツディレクターを務めるロベルト・オラベ氏は久保を高く評価しており、獲得を熱望しているという。

西『TheRealChamps』によるとレアルは完全移籍で久保を売却し、買戻し条項を付けて今後の成長を見守りたいと考えているようだ。レアルは完全移籍で売却したのちに買い戻すことを何度かやっており、リヨンに移籍し活躍して戻ってきたマリアーノがそうだ。

この判断に至ったのは久保の才能の大きさとレンタル移籍での積み重ねのなさだろう。買戻しのオプションを付けるというのは少なからず期待しているということであり、トップチームで起用したいという考えがあるのだろう。ただ4ゴール4アシストを記録した19-20シーズンのマジョルカでのインパクトを2年目、3年目では超えられていない。守備面での強度など成長している部分はあるが、停滞期に入ってしまっている。

それは1年ごとに所属するチームを変えるレンタル移籍の弊害もあるだろう。チームが変われば味方との連携や監督からの信頼など様々なことが再びゼロから始まることになる。そこで活躍するのは難しい話であり、完全移籍で一つのクラブに複数年在籍することができれば久保もプレイしやすい環境になる。

期待値は大きいものの、レアルのトップチームでプレイするレベルには至っていない久保。ソシエダであれば来季はELを戦うことになっており、ある程度のプレイタイムは得られるはずだ。ダビド・シルバやミケル・オヤルサバルと素晴らしいチャンスメイカーが多く、技術を盗んで成長につなげたい。

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