ウルブズが南野拓実に興味もすでに前線は人員過多状態 韓国代表FWの存在もあり、移籍は現実味に欠ける?

南野拓実は来季どこでプレイするのか photo/Getty images

どうなるのか

夏の移籍市場でリヴァプールを離れる可能性が高い南野拓実。10ゴールと結果は残したが、プレイタイムは少なく、22-23シーズンはワールドカップ・カタール大会もあるため出場機会が得られるチームに移籍するべきか。

英『Football Insider』によると、リーズ・ユナイテッド、フラム、ウルブズ、サウサンプトン、モナコの計5クラブが南野に関心を寄せており、ブルーノ・ラージ監督率いるウルブズがレースで有利に立っているという。

18-19シーズンにプレミアに昇格して以降、降格することなくトップカテゴリーで戦い続けているウルブズ。今季は監督も代わり心機一転スタートを切った。守備に定評のあるチームで総失点数43点はマンチェスター・シティ、リヴァプール、チェルシー、トッテナムに続くリーグ5番目の好成績である。しかし総得点数38点は下から4番目と厳しく、補強での攻撃力アップが今夏の目標だろう。

ウルブズは[3-4-3]がメインで、前線は1トップの下にシャドーが2枚並ぶ形が多く、南野が入るとすればシャドーになる。前線の戦力としてはラウール・ヒメネス、ファン・ヒチャン、ダニエル・ポデンセ、ファビオ・シウバ、ペドロ・ネトがおり、期限付きで加わっていたフランシスコ・トリンカオはバルセロナに戻ることになる。反対にチームからローンで出ていたアダマ・トラオレとモーガン・ギブス・ホワイトがトップチームに戻ってくる。来季のウルブズはリーグ戦とFAカップ、カラバオカップの3つのコンペティションを戦うだけであり、前線に7人は少し多いように感じる。そこに南野が来れば8人であり、誰かを売却して南野を獲得する算段なのか。

ウルブズは以前から得点数はそれほど多いチームではなく、堅守を売りにしている。そのため得点源といわれる選手が少なく、今季はヒメネスの6点が最多だった。リヴァプールにディオゴ・ジョタが引き抜かれる前は彼がヒメネスと最低限の得点を確保していたが、移籍して以降、ウルブズはジョタ・ロスに悩まされている。

南野が勝負すべきポジションはシャドーであり、出場機会を争うのはヒチャン、ポデンセ、ネト、トラオレ、ギブス・ホワイトあたりになる。ポデンセはドリブラー、ネトはチャンスメイカーとして地位を確立しており、スタイルが被るのはヒチャンだ。どちらもレッドブル・ザルツブルク出身ということもあってスタイルが似ており、加入となれば直接的なライバルとなる。

南野の獲得レースで有利に立っていると報じられているウルブズ。しかし前線はすでに人員過多であり、ヒチャンのような南野タイプの選手がいる。移籍金は1700万ポンド(日本円にして約28億円)と決して安い金額ではない。誰かを売却するのであれば話は別だが、現段階では現実味のない移籍話だといえる。

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