5000万ポンドでこの2人を獲得できればお買い得? ティーレマンス、ビスマ両取りに近づくアルテタ・アーセナル

ティーレマンスがこの夏にレスターを離れる可能性は高い photo/Getty images

中盤の補強を目指している

次の移籍市場で獲得することになるストライカー関連の移籍報道が多いアーセナル。ガブリエウ・ジェズス獲得が濃厚といわれているが、サッスオーロのジャンルカ・スカマッカも候補に浮上しており、誰がやってくるのか非常に楽しみだ。

中盤の補強も気になるところだ。トーマス・パルティが不在となれば一気に強度が落ちてしまう点が以前から気になっており、中盤の実力者の獲得は期待されている。英『football.london』によるとレスター・シティのユーリ・ティーレマンスとブライトンのイヴ・ビスマ獲得に近づいているという。ティーレマンスを獲得する可能性は高く、2500万ポンド(日本円にして約42億円)の移籍金が必要になるようだ。ビスマの獲得も濃厚とされており、こちらもまた2500万ポンドの移籍金がかかるという。

同時期に2人の中盤の獲得報道が出ており、ここにきて両取りの可能性が出てきた。中盤だがタイプの違うMFであり、5000万ポンド(日本円にして約84億円)で獲得できればお買い得であるのは間違いない。
ビスマはパルティと同じタイプの選手だ。ボール奪取を得意とする潰し屋でそこからの展開力に長けている。推進力のあるドリブルや自らシュートを放つなど攻撃的な一面も持っており、今季は2ゴール2アシストを記録している。リーグ戦だけでイエローカード10枚とプレイの荒さは気になるが、中盤の強度を間違いなく高めてくれるプレイヤーである。

ティーレマンスは中盤の底でバランスを取るというよりかはピッチを縦横無尽に動き回るボックス・トゥ・ボックスのスタイルを持つ。今季は7ゴール5アシストの数字を残すなど得点力があり、マルティン・ウーデゴーにもグラニト・ジャカにもなれる万能型MFだ。ボックス外からのミドルシュートは正確であり、加入となれば大きな武器となる。

来季はプレミアに加えてELも戦うことになっているアーセナル。そのためティーレマンス、ビスマの両取りを行う可能性があり、続報を待ちたい(データは『SofaScore』より)。

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