「W杯本番を想定できる相手」と日本代表を高評価 本大会に向けてブラジル代表CBも“本番モード”に

日本戦は完封勝利を果たした photo/Getty Images

ネイマールのPKでブラジルが勝利する

日本代表はキリンチャレンジカップ2022でブラジル代表と対戦。ブラジル相手に善戦したものの、ネイマールにPKを決められてしまい0-1と敗戦した。日本代表はブラジルの猛攻を凌ぎながらカウンターで1点を狙うなど、終盤までどちらが勝つか分からない好ゲームを演じた。

ブラジルメディア『Globo』にて試合後のインタビューに応じたマルキーニョスが、今試合を「最初にいくつかのチャンスを逃してしまった。我々のミスは日本に自信を与えてしまった」と振り返る。チャンスを何本も作りながら、権田修一の好守もありブラジルは決め切ることができず。それが日本に勢いをもたらしたと反省した。

また対戦した日本代表については「ボールや展開が速かった。それは非常に良い試合であり、難しいテストだった。ワールドカップの準備になったし、本番の対戦相手を想定することができるチームだった」と高評価。そういった中でも勝ち切ったチームに「テストゲームでも最善を尽くす」と自信を口にしている。
古橋亨梧のスピードや南野拓実や三笘薫のドリブルで再三好機を見出すものの、最後までゴールを奪うことはできなかった。スピードと強さを誇るマルキーニョスに上手く守られてしまったが、勝利のために最善を尽くして守り抜くブラジルを経験することができた。これを次に生かすには、ガーナ戦での勝利が必須だろう。ブラジルほどの強豪でもW杯に向け、本番モード全開だ。日本もテストマッチから勝利を意識した戦いを見せ、結果につなげていくことが重要だ。

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