レアル、チェルシーがMLSの18歳GKに興味 近年増加する若手アメリカ出身選手の成功例に続くか

シカゴ・ファイアーの若き守護神 photo/Getty Images

昨年12月にはアメリカA代表にも初招集

チェルシーのMFクリスティアン・プリシッチやユヴェントスのMFウェストン・マッケニーなど、近年はアメリカ出身の若手選手がヨーロッパで活躍する例も多い。現在シカゴ・ファイアーで活躍する18歳のGKガブリエル・スロニーナも彼らの後に続く可能性があるようだ。

米『ESPN』によれば、スロニーナにはレアル・マドリードを始め、プレミアリーグのチェルシー、ウォルバーハンプトン、サウサンプトンなど多くのクラブが興味を示している模様。スロニーナ本人はレアル行きを望んでいるようだが、レアルからの最初のオファーにシカゴ・ファイアーは満足できず、現在は交渉が行き詰まっているようだ。

スロニーナは2021年8月にニューヨーク・シティ戦でスタメン出場し、MLS史上最年少GKとしてデビューを果たした。デビューイヤーからいきなりリーグ戦11試合に出場すると、プロ2年目となる今季はここまで14試合すべてに先発出場。リーグ5位タイとなる5度のクリーンシートを記録している。

現在のレアルには絶対的守護神ティボー・クルトワというGKがおり、第2GKには23歳のアンドリー・ルニンというウクライナの逸材が控える。2018年に19歳でウクライナからスペインへと渡ったルニンは、3度のローン移籍を経験。移籍から4年が経った今季ようやくレアルでのリーグ戦初出場を果たした。

スロニーナのレアル行きが決まれば、恐らくルニンと同じような道を歩むはずで、実際にレアルのゴールマウスを守るのは当分先の話となるだろう。はたしてこの18歳にはどのようなキャリアが待ち受けているのだろうか(データは『SofaScore』より)。

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